メニューを飛ばして本文へ進む

所長挨拶

東京都教職員研修センターホームページへようこそ

「未来の東京」に生きる子供たちを育てる
教職員の研修体制の構築

東京都教職員研修センター所長

現在、 産業界や日常生活のあらゆる場面で、AI、IoT、 ビッグデータ等の先端技術が取り入れられるなど、「Society5.0」時代が、急速に到来しつつあります。また、グローバル化の進展により、様々な国や地域をルーツにもつ人々が、共に生活する環境が日常化してきています。

このように私たちを取り巻く社会が劇的に変化しつつある中で、昨年来の新型コロナウイルス感染症への対策は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の整備など、これまでの発想にとらわれない新たな日常の創造に向けて、様々な取組を一気に加速させる契機にもなってきました。

各学校においては、誰一人取り残さず、すべての子供が将来への希望を持って自ら伸び、育つことができるようにするため、引き続き、感染防止対策を万全に講じながら、様々に工夫して教育活動を行っていくことが求められています。今後は、特に、子供たち一人一人に一台ずつ整備されたデジタル端末の効果的な活用など、教員一人一人が従来の指導観からの転換を図って、子供たちの学びの質を高めていくことが重要となってきます。

そのためには、教員自らが、教科の専門性に加えて、最先端の知識やデジタルリテラシー等に関する指導力、未来に向けたサステナブル・リカバリーの視点を踏まえた指導力など、キャリア等に応じて求められる資質・能力の向上に、不断に努めていかなければなりません。

東京都教育委員会は、教員一人一人の資質・能力の向上を目指して、「東京都教員研修計画」を策定しています。当センターでは、この研修計画を踏まえ、以下のような取組を推進していきます。

1 これからの時代に求められる研修企画の工夫改善
「主体的で対話的で深い学び」等の実現に向け、教員の職層、経験、専門性、課題意識等に応じて、最先端の知識・技能を習得する研修、授業改善に資する研修、児童・生徒理解を深める研修、学級や学校経営に資する研修等、多様な研修を企画・提供していきます。研修の形態・方法については、通所によらない研修を導入するとともに、通所時の研修では、演習や協議等を多く取り入れるなど、内容の充実を図っていきます。
 また、動画配信による研修やサテライト方式による研修など、ICTを効果的に活用したオンライン研修を推進します。
2 教育課題に対応する先駆的な研究の実施と普及・還元
小・中学校の子供たちの「個別最適な学び」や「協働的な学び」の実現に向け、今年度から新たに、学習者用デジタル教科書を用いた効果的な指導と学びの在り方についての研究を進めていきます。
 また、昨年度から引き続き、児童・生徒の自尊感情を高める取組についての研究や、学校、保護者、地域の連携によるいじめ防止の取組についての研究を行います。
3 学び続ける教員の自己啓発支援の充実
教員の個人専用WEBページである「マイ・キャリア・ノート」の活用を通して、「教員の資質向上に関する指標」や、自らの研修履歴等を参考にしながら、主体的に研修に臨めるよう促していきます。
 また、自宅等でも視聴できる研修動画の配信や指導資料の掲載等により、「マイ・キャリア・ノート」の充実を図り、教員一人一人の自己啓発を支援していきます。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

東京都教職員研修センター所長 
増田 正弘

 

※「東京都公立学校の校長・副校長及び教員としての資質向上に関する指標」(平成29年7月 策定)

総合案内・センター紹介・お問合せ